「あっそーだ、光志、今日一緒に帰れねーや」
「あ、委員会?」
「そーそー、合田が委員こいこいってうるっさくてさ、サボれねぇんだよ。あいつぜってぇモテねぇな」
「ハハっ、合田さんは普通だと思うけど。」
「光志、合田の肩持つのかよ」
「藤君はもっとしっかりしないと」
「へいへい、お前、真っ直ぐ帰れよ?お前すぐあぶねーとこ首突っ込むからな。臆病なのに」
「藤君みたいなことしないよ」
藤君は僕の親みたいな感じだ。
安心したのか藤君は走って委員会へ行った。
走り去ったのを見た後、はぁ・・と息を吐いた。
藤君にそうは言ったものの・・
怖すぎて帰れない。