お前に救われたなんて…〜暴走族と臆病な男の子のお話〜




授業はあっという間に終わって既に放課後…。





藤君はまた委員会。





最近藤君の委員会は忙しく、毎日仕事をしている。





藤君は委員会だるいって言いながら毎日きちんと言っているあたり結構真面目になったのかなって思う。





そして僕はまた1人で帰路につく。






うーん、やっぱり1人で帰るとかまだ慣れない。





あ、そういえば近くに新発売のアイスがあったはず…そこに行ってみようかな。







帰ってもやることないしね。







「いらっしゃいませ、ご注文は?」





「あ、桜のジェラート下さい。」





「かしこまりました。」









どうぞと言われ、お金を払ってアイスを手に取る。








1口食べるとアイスがふわっととろけ桜の味が口に広がった。










んー、美味しい…。








幸せ…。