お前に救われたなんて…〜暴走族と臆病な男の子のお話〜



「未彩様、私に何か?」





総長室に戻ったあたしは最近来ている例のメールを立華に見せた。






「この送信元調べて」





「これは…」






「最近来ているメール。メアドなんて数人にしか教えてないから、知ってるやつは限られてくる。貴方ならすぐ出来るでしょ?」





「そうですね…」





メールを見て考え込む立華。







「何か、問題でも?」








「いえ、半日ほど頂ければ出来るかと。」






「じゃあ、よろしくね。あたしは出かけてくるから。」






そう言って携帯を立華に預けて部屋を出た。







「あ、総長!バイク用意出来ました。」




ニコっと笑いかける颯。