お前に救われたなんて…〜暴走族と臆病な男の子のお話〜





朝5時なのにワンコールで出るあたしの父親は一体何時に起きているんだ。







「解析、今すぐにでも頼みたい」







『今すぐ?でもこんな時間に知り合いは起きているわけがないだろう。』




携帯の奥で笑っているあいつ。





「灯篭が危ないかもしれないんだ。」






『…分かった、そっち代理を派遣する。数分で着くだろう。ソイツも結構な腕をしているからな、1人でも大丈―ブツ』






朝から長々な話はごめんなので先に切らせてもらった。






派遣するって言ってたが、誰だろうか。






「ん…み、さ?」






「あ、起こした?」





「いや…?」




ムクっと起きた斬。





でもまだ目が開いてない。






「もう少しすれば解析出来るやつがくる。」







「…そう。」






「総長室でやるから、斬は朝霧を」






「…わかった。」