お前に救われたなんて…〜暴走族と臆病な男の子のお話〜




「紗那さ、絶対碧好き…だよね」






あたしの送った写真からパソコンで作業をし始めて数分後、いきなり口に出した。







「さあ」







「はぁ…どうせ僕には…はぁ…。」





独り言が大きく、1人で落ち込んでいる斬。







「未彩、紗那から碧を好きだとか好きだとか…好きだとか聞かない?」




自分の言葉に自分が傷ついて段々声のトーンが下がっている斬。





「斬って、勝手に自爆するタイプやめたら?」






「…恋バナしないの?」







話が噛み合わないあたしと斬。







恋バナ…。








宮間大翔がいた時はよく紗那に付き合わされていたけれど、失踪したことになってから全くと言っていいほど誘われなくなったしあたしも誘わないからしなくなった。