お前に救われたなんて…〜暴走族と臆病な男の子のお話〜






「俺言ったらわりいのかよ」





「べ、べつに」





「あ、そんなに俺らと一緒にいたいなら今日は俺ん所やめて立花んち行こうぜ。あれ、お前暴走族なんだろ?」





暴走族のところはあたしの耳元で言った。







「は?無理。」







いくら朝霧の友達だっていったって…










お前は火埜の仲間だし、あいにく今お前を目えつけてるんだよ。







「んじゃ、立花は無理っつうことで。この手、離せよ、な? 」






ニコニコの笑顔であたしを見る川原。








「っ…」




顔が歪んでいくのを自分でも分かった。






「あ、の…2人とも」





「黙ってろ光志」








「ハイ」