お前に救われたなんて…〜暴走族と臆病な男の子のお話〜






何してんのあいつ。




あいつは川原翔馬といたはずだろ?






赤面する朝霧とモジモジしている葛西心湊。







会話は聞こえないが驚きの表情とか焦ってる表情が見えた。






「青春だなぁ」






お前もだろ、と言おうとした時、バンと屋上のドアが開いた。






「あ…いた、快斗。」






「…満月。」






「あの…ね」





何か言おうとしてる満月というやつ。






あー、彼女だっけ?







チラッと満月というやつと目が合った。






折角の昼休みなのに、めんどくさ。





あたしは何も言わないで屋上を出た。






藤は後ろで何か言ってた気がするけど無視した。