お前に救われたなんて…〜暴走族と臆病な男の子のお話〜





(新メッセージが届きました)







通知がきて、携帯を開くとそこには写真が添付されていた。







その写真には朝霧と誰かが映っていた。






朝霧と誰かは向き合っており、何かを渡しているようだった。






朝霧の顔は見えるけど、もう1人は頭しか映っておらず特定できない。







「何した?そんな歪んだ顔して。」









藤が不思議な顔であたしを見てくる。





藤もどことなく朝霧に似てる気が…する。





「別に。」







フェンスの外で何かを見つけた藤。






「あ、朝霧」









あたしもフェンスに近寄り、下を見下ろすとそこには朝霧と…葛西心湊がいた。







「お、やっと告白かー?」







隣でニヤついている藤。