お前に救われたなんて…〜暴走族と臆病な男の子のお話〜





「あ…の、お昼は翔馬君と食べることになって…」





「光志ー!」






「あ、…じゃ。」






そう言って、そそくさ朝霧は朝霧を呼ぶ川原翔馬のところへと走っていった。






「あいつら、最近仲良くなったよなー?ま、元から仲いいけどさらに、な…」






隣で苦笑いしてる藤。







「…ま、俺らは邪魔ってことじゃね。俺にも相手してくんねーしー光志のやつ」





お前は女か。







心の中でそう突っ込む。







「まあ、俺らで食べようぜ。アイツらをほっといて」






そう言って教室へ出ようとする藤。






護衛の意味わかってんのか?






アイツは。







朝霧が出ていったドアを見つめながら心の中で呟いた。