お前に救われたなんて…〜暴走族と臆病な男の子のお話〜






「あ?斬、あいつの肩持つのかよ!!」






「別に持ってないよ。ただ、何でもかんでも先走るなって言ってるんだよ」






「あぁ?」






「2人とも!!やめてよ」




鷹と斬のなかに紗那が割って入った。






「未彩…」







「様子見」





あたしはそれだけ言って幹部室を出ようと席を立つ。






「未彩!!もし、俺らや下にいる灯竜がなにかされたらどうするわけ?」






「何かって何?」




あたしは振り返って鷹に聞いた。






「それは…」






口ごもる鷹とあたしをじっと見る碧。






「何か言いたい事あるなら言えば、碧」