地味子とアイドルなやつら

「女の子チャン。」




私のブチギレのあと口を開けたのは、早乙女彰だった。

































「よく噛まなかったね。」

「ソコ!!?」

あっ、思わずつっこんでしまった。



「いや、だってあんな長い文句
ボクチン言えないと思うしー、息続かないしー。
あと何言ってのか全然聞こえてないしー。」


「聞こえてねぇのかよ。」


「だからー、マジでー、
ボクチンー、女の子チャン尊敬しちゃうー。
マジそんけー。」


あーもー、鬱陶しい。
何が、

「ボクチンじゃボケー!!!!」




「そんなにキレると、頭の血管切れるよ?
ヤバイよ女の子チャン。
そんなんで新聞沙汰になったらどうすんの?
『女子高生キレたら血管キレた』
なんて見出し出たらどうすんの?
…ププッ、キレたら血管キレた…
………やべぇ。ダジャレだ。
キレたら血管キレた…
あーダメだ。せっかくさっき笑い止まったのに」


そう言って早乙女彰は、また腹を抱えて笑い始めた。