STRANA ~私と貴方で過ごした記憶~

「 アザミももう少し早く来てたらクッキー食べられたのにね〜 」



ミカがテーブルの上に置いてあるバスケットを見ながら言った。



「 でも、私たちが食べてよかったのかなぁ… 」



マローネがうつむき気味だった顔を上げて言った。



「 まぁ…確かに、

もともとあたし達のために作ってくれたものじゃないものね 」



マリーが深いわけがあったかのように言った。


やっぱり、

私がここに来るまでの間に何かあったようだ。


私は理由を聞くために問いかける。



「 どういうこと? 」


「 うん…それがね… 」



マリーが代表して、

これまでにあったことを全て話してくれた。