STRANA ~私と貴方で過ごした記憶~

マリーに招待され、私は家の中に入った。


家の中に入った途端、

テーブルに置いてあるラベンダーの香りが私の鼻をくすぐった。


そこにはミカとマローネの姿もあり、

向かい合わせになるように座っていた。



「 あれ?アザミじゃん、珍しいね 」



ミカの喋るトーンも少し低めだ。

部屋の空気も少し悪い。

マローネはいつもならラベンダーの花と遊んでいるのだろうけど、

今日は見向きもしないで少しうつむいている


やっぱりなにかあるのかもしれない…



「 あたしが呼んだの、

キッチンの器具壊れちゃったから 」


「 あぁ、そういうことね 」



「 さぁアザミ、座って 」



マリーの誘導の元、私は椅子に座った。