星藍「こーって、意図的に嘘つく時は昔から必ず相手を一瞬見てから上見るよなぁ。」



琥珀「!!」



星藍「んじゃズバリ、こーが考えてたことは…


ひまのことだろ?

っつーか、この状況でひま以外に考えることなんてねぇよな。」



…図星を突かれると目を細めるところも変わってない。



相変わらず顔に出やすい正直者だ。



琥珀「……だったら何だよ。」



全部俺のいうことが的中したのが気に食わないのか、不機嫌になって逆に問いかけてきた。



……それで隠してるつもりなのかねぇ、



星藍「じゃあストレートに聞くけど、お前、ひまのこと好きだろ?女として、昔から。」



琥珀「は?

……はあぁぁ!?」



一度目は理解はしてなく、思わず漏れた声。



二度目は意味を理解して。



星藍「そんなに驚くかよ。まさか、俺が気づいてないとでも思ってたのか?」



未だにぽかんと口を開けて俺を見ているこーに俺は更に追い討ちをかけた。



すると、それが引き金となったのか、早口で話し出した。



琥珀「え…ちょ、待て待て待て。
は?俺がひまを好き??恋愛で??


…ないないないない。
確かに信頼してるし、好きだけど、そういうんじゃねーって。

敬愛っつーか、信愛っつーか、、
言葉には出来ねーけど、ただの家族としか見てねーよ!」



……………、



星藍「は??お前、何言ってんの。」



琥珀「いやいやいや。星こそ何言ってんだよ!?俺はひまをそうゆう目で見てねーよ!!」



嘘つけ。と言いたくなったが、飲み込み、俺はこーの言葉を整理した。