龍海「あー…リーダーっつーか、今所属している奴の中で一番所属歴長いし、必然的っつーの?
一々教えなくたってお前らは罪を尊敬してたし、上に見てたろ??

マスターもボスも表面上は俺が取っちまってるし、リーダーしかなかった。って感じだな。」



…それもそうか。



俺たちだって組織じゃねーし、琳がボスだとしたら、光陰がリーダーってことになるよな。



龍海「…納得したか?」



「「「納得はしてない(ません)けど、理解はした(しました)。」」」



龍海「…ああ、それでいい。

っと、長くなって悪いな。
俺が来たのはこいつらと同じ理由っつーことだ」



陽炎の3人が理解したことで、再び話が戻された。



円「…で?次は何を話すんだ??」



全員がりゅーたちから目線を外し、俺の方を向いた。



琥珀「そうだな…。
神楽たちも全部思い出したんだろ?なら、そのことでいいんじゃねーか??」



「「え、」」



顎に手を置いて考えているフリをした俺はしーの弟2人を指さす。



彼方「思い出したのか!?」



凪「あ…あぁ。まあ……、」



神楽「思い出したけど…」



歯切れの悪い返事に眉を顰める彼方たち。



…はっきりしろよ、めんどくせぇな…、。



琥珀「っち。
んじゃ、神楽からな。思い出したこと全部話せ」