今までは興味ないというように視界にすら入れてなかったのに、ひまの話題が出た瞬間、反応した。



凪「向日葵が言ってた…
雪白龍海の兄を殺したって。」



龍海「!!!!」



…………………。



龍海「…おい、まさかそれを信じてんじゃねぇだろうな?」



りゅーは驚いた顔からすぐに真顔に戻り、俺ら(俺、ひな、響、天、輝)を除いた全員を見渡した。



神楽「…っ、だって向日葵は兄ちゃんも殺したって!!」



沈黙に耐えきれなくなって、神楽がりゅーに向かって叫んだ。



龍海「……お前の兄?名前は??」



神楽「水無月時雨だよ!」



……水無月、時雨……、。



龍海「え、、?
みな、づき、、し、ぐれ??」



鋭く睨みつけていた目が水無月時雨の名前を聞いてスーッと元に戻る。



龍海「…じゃあ、お前まさか水無月神楽、か?」



神楽「!!!!
あんたまさか兄ちゃんの知り合い!?」



自分の名前をりゅーの口から聞き、神楽はりゅーに詰め寄った。



龍海「…お前がいるってことは、もしかして水無月凪もいるのか、?」



凪「!俺も知ってんのか」



龍海「っ!!!!」



凪が反応し、りゅーは更に顔を歪めた。