「ほら、色が今変わったね。」 私を膝の上に座らせた実さんは、私を抱きしめながら話す。 何の検査なんだろう。 「これはね、妊娠してるかどうかの検査なんだよ。」 「えっ!?」 ということは・・・・・・。 「赤ちゃんができたってこと。 おめでとう。俺達の子供だよ。」 そういうと実さんは、私にキスをした。 だけど私の頭は真っ白。 だって、子供って。 私もまだ子供だよ。