また、冷たい口調になっている事に気付いた。 でも、余裕なんて今はないから仕方ない。 こんな怪しい生き物に気を遣うなんてアホらしい。 「陽の気の事言ってるの? いやぁ~、取ろうと思ったんだけど莉音の陽の気が全然なくてさ、俺の取り分もないから諦めた」 へっ????? 陽の気って確か幸せを呼ぶなんとかって言ってたよね? それがない???? 「ってのは、ウソ。一応、人間のエネルギーみたいな物だから勝手に取れないんだよ」 ヤツの言葉にあたしは青ざめた表情でヤツを見つめていたらしい。