「影響って、この一枝の病気のことでしょ? 巻き戻しが起こるのは、月のチカラのせいっすよね」
「この一枝の病は、不老不死の症状を呈している。ゆえにツルギで刺された人は死なず、時が巻き戻る」
海牙さんが髪を掻き上げた。
「ぼくたちの役割は、違反者の排除。要するに、月の姫君を倒さないといけない。厄介な状況ですね。彼女、おとなしく倒されてくれるように見えません」
でも、青獣珠が脈打っている。
役割を果たすときがきたって、意気揚々としているし、戦々恐々ともしている。
どっちにしても、戦うつもりでいるんだ。
謎は解けた。
ゴールまでの道筋は見えている。
でも、解けていない謎もある。



