わたしは長江先輩に向き直った。 「あの人たちを操ってたんですか?」 「そう怒らないでよ。無理強いしたわけじゃないよ?」 「でも、ハーレムだなんて、校内であんなくっつき方、異常です。人が本当に見ていないならともかく、わたしも煥先輩もいたのに」 おとなしい印象の人が多かった。 スカート丈も長めで、ボタンもリボンもちゃんとしていた。 髪を染めた人は一人だけだった。 長江先輩はニッと笑った。 「あれが彼女らの正直な望みだよ」 「嘘でしょう?」 「いやいや、ほんと」