渡された紙には顔写真や名前などが書いてあった。
「これってなんですか?」
杏はそう聞くと
「依頼書。」
と、一言言うと匠はまたカラーボックスの
中を探り始めた。
杏はその紙に目を通した。
「あの淀川さん、これって。」
「お前の仕事。それぐらいなら出来るだろ。」
と言い振り返った。
「あ、はい。多分出来ますけどこの依頼って。」
杏はそう言い手に持っていた紙を匠に渡した。
そこには『宝探し』と書いており、
70を過ぎたおばあちゃんの依頼書を見せた。
「あぁ米子ばあちゃんか。
そのまんま宝探しだぞ。
ばあちゃんが隠した
指輪やら雑貨を探すだけだ。」
