猫な彼女と狼な彼氏。


杏が顔を洗いリビングに戻ると
机の上には、食パンとコーンポタージュが
置いてあった。

「料理、できねーから
こんなもんしか出来ねぇけど。」

「大丈夫です...。
私、朝弱くて余り食べれないので
丁度いいです。」

杏はそう言って匠の前に座った。

「そういや、お前の名前聞いてなかったな。
なんて言うんだ。」

匠は寝起きで、
すこし不機嫌そうな声をして
問うてきた。

「や、夜凪 杏です...」

「歳はいくつだ。」

「二月で18になります。」

杏はそう言うと同時に匠が
すこし思い込んだような顔をした。