「おい、ちゃんと食ってんのか.....って」 匠は言葉を詰まらせた。 「寝てんのかよ。てか髪乾かしてねーし。」 杏は髪を触ったり頬を撫でても起きなかった。 「無防備すぎんだろ。おっ起きるか。 さすがに頬つねったら起きるか。」 「....んっ」 杏は寝返りを打つと 「.....おかあさん..ご、めんな、さい。」 と言って涙を流した。 「泣くぐらいならそんな夢見んなよ。」 匠は杏の涙を拭ってやり、体に布団を掛けて 自分はソファーの上で眠りについた。