匠side

「あー、さみー。」


寒さが身にしみる12月。
俺、淀川匠は高校の頃のダチと飲みに行っていた。

「たくみー、もう一軒いこーぜー。」

「いやー俺はもう帰るわ」

「なんだよ付き合いわりーな。
あれか!部屋で彼女が待ってんのか?笑」

「それなら嬉しいんだけどな。笑
て言うか彼女いたらこんな日に
お前らとなんか飲みに行かねーよ笑」


「まぁそれもそうだな。笑
今日はクリスマスイブだかんなー。
優しい俺様が良い女いたら紹介してやるよ!」



「あぁ期待しとくな。笑」