猫な彼女と狼な彼氏。


走って、走って、走り続けて。

気がついたら家からだいぶ離れていた。

「痛いし寒い。」

当たり前だ。
靴も履かずに飛び出してきて
足の裏はずる剥けで、服も所々破けていた。

「うわぁ綺麗。」

自分が今いる場所は公園らしくクリスマスらしく
ツリーやイルミネーションがたくさんあった。

「こんな綺麗な場所で死ねるなら本望だよ。
お母さんごめんね。
もうお母さんのところに行くね。」

バタッ

「おい大丈夫か!返事しろ!」

誰かいたんだ?やめてよもう死なせてよ。

「この傷跡どうした?
ヤンキーかなんかに絡まれたのか?」

私、もしかして迷惑かけてる?

「.....や、だ。..ご、めん、なさい」

「おい!しっかりしろ!」