猫な彼女と狼な彼氏。

それから半年、父の暴力に耐えていた。

だがある日、父が外に飲みに行った日があった。

「....!今なら外にでれる!」

玄関に行って鍵を開けた。

ガチャガチャ

「えっ?なんで開けれないの....。」


よく見ると外からチェーンがかかっていて、
中からは開けれないようになっていた。

嘘でしょ....折角.....。

....!そうだ!ベランダにあれがあったはず!

『角部屋だからってこんなもの邪魔よねぇ。』

お母さんがそんな事言ってたけど、
役に立ったよ。

私は緊急避難用と白いペンキで書かれた
赤い箱を開けた。

そこには縄ばしごが入っていて、
私はろくに説明書も読まずに下へ落とした。

パサっと下に落ちた音が聞こえたと同時に
玄関のドアが開く音がした。

「っ!お父さんがもう帰ってきた!」

私は恐怖心も忘れ、急いでに下へ降りた。

上からは父の罵声が聞こえたが私は無視して
無我夢中に行く宛もなく走った。