猫な彼女と狼な彼氏。


私の初めては、全て父に奪われた。

その日から父は時間がある度に私を抱き、
一度も外に出してくれなかった。

ピーンポーン

隣の人が私の声に気づいて来てくれた。

今、助けを求めたら!
「たすけ....ぐっ」
く、首が...絞まって、声が...

「声出したら本気で殺すぞ。」

私は息ができなくて、必死に頷くしかなかった。

ガチャ
「はーい。どうしましたか?」

「あ!夜凪さん家から叫び声が
聞こえてきたんだけど
大丈夫かしら?」

「すいませんねぇ。反抗期なもので、
しっかり言い聞かせておきますね。」

あっ待って!行かないで....

バタン

私の逃げ道は閉ざされてしまった。