白猫の愛探し




人間の姿に戻った私は
はじめさんの額の汗を拭い

ぬるくなった手ぬぐいを取り替えた。


桶の水、取り替えてこようかな



静かに襖を開けると月の光が私を照らした


もう夜なんだ。