白猫の愛探し




はじめさんの言葉はすごく嬉しいものだった。


『………でも』



「お前を独りなんかにはさせぬし…愛を知らぬなら、俺が教えてやる。……だから、俺と恋仲になってくれ…」


私を抱きしめたはじめさんは
ギュッと腕に力を込めた。