白猫の愛探し




私が疑われるのは当然だ。


血のついた包丁は私のすぐ隣にあるし、沙耶さんは“私が怖い”と腕を押さえて泣いている。




「今の悲鳴は?!」



「副長……」



土方さんは沙耶さんと私を見て驚いた。



『………』


きっと、何を言っても信じてもらえない