白猫の愛探し




「そうだ!お団子買ってきたんだよ。一緒に食べよう」


『いいんですか?』


「もちろん!!白と食べる為に買って来たんだから」


『…ありがとうございます』


「ほら、どうぞ!!」


沖田さんが一本のみたらし団子を手渡してくれた。


タレが太陽の光でキラキラ光って凄く美味しそう。


『いただきます』


沖田さんは元気のない私を気遣ってか試衛館の頃の話や、
土方さんの豊玉発句集の事など、
歴史の本には載ってない、私の知らなかった話をしてくれた。