白猫の愛探し




「とりあえず…話はこの女子が起きてからだ」


俺たちだけでは何もわからない。



いつ起きるかわからないが

今はシロが目を覚ますのを待つしかない



「斎藤、悪いがこの女子の看病、任せてもいいか?」


「そのつもりです」


わずかに微笑んだ副長は

俺がそう答えるのをわかっていたようだ