キミが幸せに。


外はすでに薄暗くなっていた。


早く帰って続きを作ろう。


「梨子」


歩き出したと同時にポンッと肩を叩かれた。


振り返ると、そこにいたのは制服姿のシュウだった。


「シュウ……」


「やっぱり梨子だ。今帰り?」


「……違う。じゃあね」


あたしはシュウから逃げるように早足で歩いた。