ビターシュガー(仮)


「わかったわ。お大事に。」

教室のみんなに見られていたことに、
今更恥ずかしさを感じる。


「ごめん・・・
クラスのみんなの前であんなこと言って。」


「ううん。わたしこそごめん。
今日と昨日いろいろあって、莉緒の話聞いてあげれなくて。」


2人のことちゃんとお祝いしなきゃいけないのは
分かってる。


でも本人を前にすると何も言えない。


逆に悲しさと莉緒への嫉妬が出てきてしまう。



「ちょっと心配になっただけなの。
電話でもなんか変だったから。」

「もう大丈夫だから!」

「うん!なんかあったら言ってね?」

「ちゃんと言うよ。」


本当のこと言ったら、莉緒はなんて返すんだろう。