ビターシュガー(仮)


悠斗に謝っても仕方ないか・・・。


座ってうつむいている、莉緒に駆け寄る。


「莉緒・・・ごめんね。
気づかず走っちゃって。」

莉緒が顔をあげる。


「琴葉のばか!」

いきなり莉緒は胸に飛び込んできた。


周りの生徒も「なんだ?」と口をとめた。


「前は何かあったら、相談してくれるのに
なんで今日はわたしのこと避けるの?」



「それは・・・。」


本当のことなんて言えない。

2時限目の授業の教師が入ってくる。



「え?どうしたの?」


わたしたちのせいで教室が変な空気になっていた。


「すいません。少し体調が悪いようなので、
付き添いで保健室まで送ってきます。」