今のキミが好き ~硬派な彼とあまのじゃくな彼女~


『今日さ、久しぶりに3人でお昼食べよっ?』


美穂と山本が私の机に2人並んでやってきた。


山本が?珍しい・・・


彼女はいつも1人で生徒会室で食べている。


『うん。いいね、嬉しい!』


『ふふっ、じゃあ昨日の屋上、行っちゃいますかっ!』


3人で並んで屋上に上がる。

途中色んな視線を感じた。


憧れ?


興味?


何なのかわからないけど、一番先に上がっていく山本がカッコいいのは確か。


昨日とは違って今日は山本が屋上に一番乗り。

同じように大きく屋上の扉を開いて


『たまには屋上もいいね』


って私達を振り返って笑った。


『しかし・・・すごいね~あんた達2人。何なの?その人を惹きつけるパワーというか何というか・・・』



昨日座ったベンチに3人並んで座りながら唐突に美穂が話し出す。


『『何が?』』


私と山本がハモる。


『ふふっ、はははっ!』


思わず可笑しくて笑ってしまった私。

固まって私を見つめる2人。


『・・・ど、したの?』


変な事を言ったつもりもない。変な事してもない。


『『・・・・・』』


『・・・・?』


『・・・・わら・・・っ・・・た』


『・・・・・?』


『『・・彩が、彩が笑ったっ!』』