次の日、玄関を開けると・・・・・
『よっ』
そこにはお向かいの家の塀にもたれて立っている《入江クン》
『・・・・・なんで』
『自転車こぐのも痛てーだろ。鍵、貸して』
『・・・・・・』
『早く』
『・・・・』
仕方なく鍵を渡す。
入江クンなら走って学校にいってもすぐに着くんだろうけど、家まで迎えに来てくれるなんて思いもしなかった。
『よし、はい乗って』
また昨日みたく荷台をポンポンと叩く入江クン
『・・・・・ありがと』
『しっかり掴まれよ』
《入江クン》は優しい。
どうして私に優しくしてくれるのかわからない。
私もどうして《入江クン》の誘いにのってしまうのか・・・・
私は・・・・・
人と関わるのが怖い。
また裏切られるのが・・・怖い・・・
そのハズなのに・・・・

