今のキミが好き ~硬派な彼とあまのじゃくな彼女~


SHRが終わった後、俺はいてもたってもいられなくなって6組に駆け込んだ。



『島田っ!』



『『『きゃあーっ!入江くんっ!』』』



『ったく、ぅるせー』



俺はつぶやきながら島田の席に直行。


右手を島田の机に置き島田を見る。


島田は「なに」と言いたげな表情で上目使いに俺を軽く睨んでる。



『帰り送るから待ってろ』



『なんで』



『お前足、捻挫してんだろ』



『・・・・・』



『わかったな!』



そう言い切って教室を出る。

あり得ねー。

俺のこと知ってる奴はきっと目ん玉飛び出るほど驚くだろう。

それぐらいすごいこと。

自分の教室に戻った俺はさっきの光景を思い出す。



あんなに至近距離でアイツを見たのは初めてだった・・・・


黒い、大きな瞳に、俺の心が吸い込まれて・・・


言い終わるまで瞬きも出来ず、視線を外せなかった・・・