今のキミが好き ~硬派な彼とあまのじゃくな彼女~


案の定、部室裏にいた山本に



『ところでさ何でいつも物理?』



と聞いてみる。


不思議だった。他の授業は真面目に聞いていてサボるのは物理だけ。



『他の授業はまじめに受けてるのに』



『それ、聞く?』



『うん、知りたい』



『誰にも言わない?』



『言わない』



『せんせーに気にしてもらいたい、から・・・』



『え~っ!!山本が?』



『そんな驚かなくても・・』



信じられない。

いつも一匹狼的な山本が。

恋をしている。

しかも先生に。



『彩、信じられないって顔してる』



その通り



『サボらなくても他の方法ないの?』



『思いつかない』



『いつも100点取るとか、あるじゃん』



『でも、100点取っても無理』