今のキミが好き ~硬派な彼とあまのじゃくな彼女~


緩んだ表情が真顔になって、私を捉える。いつかのように黒い瞳が揺らめいて、私も視線を外せなくなる。



『・・・・・』



『俺、もう「話したことない」って言われねーぐらいお前と話したよな?』



『・・・・・』



『・・・・俺、お前が『・・っ・昨日っ』



彼の言葉を遮るように、言葉を発しようとしたけど、それは彼の指で遮られる。


彼の指が、私の唇に触れた・・・・



『・・・・最後まで、言わせろ』



彼の瞳に映っているのは私・・・













『・・・俺、お前が好きだ・・・』