今のキミが好き ~硬派な彼とあまのじゃくな彼女~


私に視線を戻して彼がゆっくりと話し出す。

机に腰掛けて、私の手は掴まれたまま。



『・・・俺、春頃からお前が気になってた。1人で鳥小屋を見てるとことか、授業を平然とサボってるとことか(笑)・・気づいたらいつも俺の視界にお前がいた。』



『・・・・え・・・』



『で、いつだったかお前が男に告白されてるの、この空き教室で聞いちまった』



『・・・・』



『この話、したよな、お前に。部室で。』



私は頷く



『あの時お前「私と話したことないよね?」ってその男をフった(笑)』



思い出し笑い?少しずつ表情が穏やかになって。



『・・・俺さ、だから超必死になってお前に話かけた。毎朝・・・・・話したことないって言われないよーに』