島田は相変わらず俯いて黙ったまま両手でスカートを握りしめてる。
『・・・・俺、苦しくて。応援されればされるほど、自分がダメな奴に思えて。
で、彩から逃げた。彩から逃げて百合と遊ぶようになった。
俺、ズルいよな・・・男らしく彩と別れることも出来なかったよ』
『でも、これだけは言える。
俺、彩の事、本当に好きだった。
山本に見られた時も、確かに彩には嘘ついて百合と会ってたけど、でもその時は百合の事はまだ友達だったんだ』
『・・・ゴメンね、彩・・・』
ゆっくりと女が顔を上げて島田を見る。
島田もその視線を感じたのか女の方を見る
『私、彩の事大好きだった。でも、彩の彼氏を好きになってしまったって、どうしても言えなかった・・・
相談に乗るうちに、自分の気持ちが押さえきれなくなって、こんなに彩の事思って悩んでる人がいるのに、って。
私・・彩に嫉妬した・・だからあんなひどい嘘・・・・
本当にゴメンっ、謝って許してもらえるとは思わないけど、でも謝る事しか出来ない・・・』

