今のキミが好き ~硬派な彼とあまのじゃくな彼女~


『ごめん、急に。ずっと、会って話がしたいと思ってたんだ・・・』



近くの茶店で向かい合わせに座る俺たちと元彼たち。

この席の周りだけ空気が重たい。



『彩、2年前の事、ごめん・・・・』



俺は部外者だ。とりあえず冷静に黙って話しを聞くことにする。


島田の迷惑にならないように。



『俺さ、彩が凄い自慢の彼女だったんだ。

成績も運動神経も良くておまけに美人(笑)・・・

でも、付き合っていくうちに、自慢の彼女が重荷になった。

本当に俺でいいのか?って・・・

俺彩に勝てるもの何も持ってない。

会う奴会う奴に、「キレイな彼女だな」って言われてさ。

彩に釣り合った男になろうと勝手に背伸びして。

で、自分に疲れたんだ・・・・

彩は自覚ないだろうけど、スゴいんだよ・・・

俺なんかが告白して付き合える相手じゃなかったんだ。

本当に彩が大好きだった。でもいつからか彩と一緒にいるのが苦しくなった・・・』