今のキミが好き ~硬派な彼とあまのじゃくな彼女~

『何今の・・・』


固まっていた美穂が完全復活


『公開告白だよっっ!しかも孝太郎くん!』


『うん。でも興味ないし』


オムライスの続きを食べる私に


『彩、お願いっ!教室以外では今まで通りクールでいてっっ!』


『どして?最近私毎日楽しいのに』


『彩が笑うと男子はみんな彩の方しか見ない!ほら、現に今だって』



恐る恐る視線を周りに移すと


男子も女子もこっちを見て食べる手が止まっていた・・・


『美穂はバカね。大きな声で、孝太郎くんだっけ?あんな事言うからだよ。私だってそんなの見ちゃうよ』


『・・・・彩はぜ~んぜんっ分かってない!』


『・・・?』


下を向いて黙々と食べ始める美穂につられて、私もオムライスを食べる。


ふと、視線を感じて・・・・

 
顔を上げると少し離れた席の彼と一瞬目が合ったように感じた。


でもそれは勘違いだったみたいで、


彼はすぐに「フイッ」と横に視線を逸らした。


チクッと感じる痛み・・・・