『これからはさ、いつも3人でお昼食べようよっ』


泣き止んでご飯も食べ終わり3人で談笑中、突然美穂が言い出した。


私は嬉しいけど、山本は・・・


チラッと山本の顔を見るけど乗り気ではなさそう。



『・・・ごめん、毎日は無理』



『どして?』



私の逆サイドで話す2人。


私は山本の性格も知ってるし、あまり無理強いはしたくないけど、美穂はよっぽど今が楽しいのかやけに強要する。



『やだ。山本も一緒に食べようよ』


『・・・・ね、美穂。私達友達、だよね?』


『・・・?当たり前じゃん。友達<親友<心友。最上級でしょっ!』


まだ続く2人の会話。私は中に入れずに聞き耳だけたててる。


『・・・えっ?ど・・・』


おもむろに山本が立ち上がった。


『お、怒った?』


オロオロする美穂に笑いかける山本。

笑顔もカッコいい・・・


立ち上がって、私と美穂の前のフェンスにもたれて


『・・・心友なら、知っておいて。私、松本先生と付き合ってる』


『・・『・・え~っっっっ!!!』』