『・・・・・・わ、わたし・・』
『彩、笑ったよ!ちゃんと。いつもみたいに無理してない。いい笑顔!』
真ん中に座った美穂が私に抱きつく。昨日とは真逆のシチュエーション。
私の反対サイドで
『・・・彩、踏み出せたんだね』
って、美穂の肩に乗っかった私の頭をポンポンって撫でてくれる山本。
『・・・・・っう・・・っ』
『もうっ、彩昨日から泣いてばっかり!』
美穂が私の身体から離れて私の頬をムニュっと摘まむ。
『泣いてる顔より、こっちの方が何倍もカワイっっ!』
美穂の手が温かい。
『本当に!』
って笑う山本の笑顔も。
私、幸せだ・・・・

