あたしがきょとんとしてると、アユはなんかちょっと恥ずかしそうに、



「だから、そのまんまだよ」



って。


でもそれをハッキリ言って欲しいのが、乙女心だ。


だからわざととぼけてみた。



「…え?つまり…なにが言いたいの?」



するとアユは顔を真っ赤にして。



「…っ。だから……っ

ずっと一緒にいるよなって意味だろ//」



…どきん。



「っ言わせんなよ//」



うわぁ…。



あたしはもう顔がにやけて、止まらない。


やばい、嬉しい。



だからあたしも笑顔でうなずいた。



「…うん!もちろんだよ。

私だってずっと一緒にいたいもん。

毎年ちゃんと、アユにあげるよ」