いつのまにかすごく不機嫌になってる。 「あ、うん。帰るよ! それじゃハッシーまた…」 ーーグイッ、 すると強引に手を引いて連れて行かれてしまった。 「わーっ、」 「いいから帰んぞ」 「あ、美優先輩さようならー!」 そしてそのままスタスタ早足で歩いていく。 だけど、今度は急に立ち止まって、こちらを振り返った。 その顔は明らかにご機嫌ナナメだ。 「…なんであいつにはさっさとチョコ渡してんだよ。 俺まだなんももらってないんだけど」 あ…