「あっ、姫にはまだ言ってなかったね!
ハク様は竜なんだよ!
とっても綺麗でね!………あ…。」

恥ずかしがらなくていいよ(笑)

というか、竜って存在したんだ…。

すごいびっくり!


「ほうほう!で、千はそのハク様の事が好き♡だと…?」
うんうん。
これはサポートしてあげなくちゃ。

「!??」
顔を真っ赤にする千。

「あっ!そろそろ薬湯入ったんじゃない?」
私はそう言いイタズラっぽく笑った。

゚・*:.。❁

「「姫!初仕事おつかれさま!」」

湯女に囲まれて盛大に祝われる。
何この掃除しただけで褒められるシステム←

「ありがとうございます。明日からも頑張りますね!」
そう言い笑うと、みんなが口々に
「かわいい!」
「妹にしたい!」
「いつでも頼って!」
と、言う。

此処は優しい人達ばかり!

千も最初はこんな感じだったのかな??

あっそういえば…。

「千、ハク様の所へは行ったの?」
そう尋ねると千は
「えっ、う、うん…。」
顔をひきつらせている?
でも、リンさんに話しかけられると、いつも通りのふわっとした笑顔に戻る。

気のせい…?