幸せになるための方法

そう答える、彼は本当に嬉しそうに

私を見る。

「じゃあ、少し待ってて、なんか、有り合わ

せで、作っちゃうから。」

「わかった。その前に、着替えてくるわ。」

2階に上がっていく彼の後ろ姿を見ながら

こんなふうに、誰かの喜ぶ顔が見たくて

料理をするなんて、いつぶりだろう。

そう思えば思うほど、何故か、心が

落ち着いた。